3DCADと相性が良いノートパソコンだけをずらっと並べました。3DCADと相性抜群のQuadro系グラボを搭載しているので、Fusion360・Autocad・Inventor・Revitなどに向いています。
16型サイズ重量2.2kgテンキー有り
・値段の割には性能が良いのでコスパ良好。小規模から中規模の3Dモデル作成に向いています。
・CPUとメモリは追加料金次第でアップグレード可
・5万~6万円の追加料金を払うと中規模の3Dモデルをそこそこ操作できるスペックになりますが、大規模モデルは無理そうです。CPU AMD Ryzen 5 PRO 7640HS 周波数4.3GHz以上メモリ 16GBグラボ NVIDIA RTX A500 Laptop GPU 4GB 帯域幅112GB/s・GPU 4GB税込213.026~
16型サイズ重量2.2kgテンキー有り
CPUがAMD社のRyzenです。インテル社のCoreではないので、気になる人は回避してください。CPU AMD Ryzen 5 PRO 7640HS 周波数4.3GHz以上メモリ 16GBグラボ NVIDIA RTX A500 Laptop GPU 4GB 帯域幅112GB/s・GPU 4GB税込231.374~
16型サイズ重量2.0kgテンキー有り
あまり性能が高くないので過度な期待はできません。固定構成でパーツのアップグレード不可なので大きな3Dモデルは無理です。CPU AMD Ryzen 7 PRO 8845HS 周波数3.8GHz以上メモリ 16GBグラボ AMD Radeon グラフィックス および NVIDIA RTX 1000 Ada Generation Laptop GPU 帯域幅192GB/s・GPU 6GB税込374.000~
16型サイズ重量2.0kgテンキー有り
注文してから到着するまで時間がかかるので注意CPU AMD Ryzen 7 PRO 8845HS 周波数3.8GHz以上メモリ 32GBグラボ AMD Radeonグラフィックス および NVIDIA RTX 2000 Ada Generation Laptop GPU 帯域幅224GB/s・GPU 16GB税込466.400~
16型サイズ重量2.67kgテンキー有り
全体的にハイスペックなので中規模までの3Dモデルは余裕で作成できます。大規模3Dモデルを作成するときは約12万円の追加料金を払ってメモリを64GBにアップグレードしましょう。CPU Core i7-13850HX vPro 周波数5.30 GHz以上メモリ 32GBグラボ NVIDIA RTX 4000 Ada 12GB GDDR6 帯域幅432GB/s・GPU 12GB税込634.000~
16型サイズ重量2.6kgテンキー有り
ノートパソコンですがAutoCADやInventorの大規模環境をクリアできます。事務所以外の場所でも3DCADを本格的に動かせます。CPU Core i7 13850HX 周波数5.30 GHz以上メモリ 64GBグラボ インテルR UHD グラフィックスおよび NVIDIA RTX 3500 Ada Generation Laptop GPU 帯域幅432GB/s・GPU 12GB税込906.400~
16型サイズ重量2.6kgテンキー有り
ノートパソコンなのに大規模な3Dモデルを扱えます。InventorやRevitの大規模環境ですらクリアしています。ただし値段は約100万円くらいします。CPU Core i9-13950HX 周波数5.50 GHz以上メモリ 64GBグラボ インテルR UHD グラフィックスおよび NVIDIA RTX 4000 Ada Generation Laptop GPU 帯域幅360GB/s・GPU 20GB税込1.078.000~
16型サイズ重量2.6kgテンキー有り
ノートパソコンなのにハイエンド一歩手前のNVIDIA RTX 5000 Adaを搭載しています。高画質な動画編集やハイクオリティの3Dレンダリングなどをする人におすすめ。CPU Core i9-13950HX 周波数5.50 GHz以上メモリ 64GBグラボ インテルR UHD グラフィックスおよび NVIDIA RTX 5000 Ada Generation Laptop GPU 帯域幅576GB/s・GPU 32GB税込1.364.000~
※3DCADに適したノートパソコンは以上です。
各3DCADソフトの推奨環境を調べる方法
お目当ての3DCADソフトがある場合は推奨動作環境を調べておいたほうがよいでしょう。必要なスペックを満たしているのか購入前に確認できます。
Autodesk社のソフト Fusion360AutocadREVITInventor | 動作環境はAutodesk社ホームページで調べられます。「3DCADソフトを快適に動かすためにどのくらいのスペックが必要なのか?」購入前に調べられます。Fusion360の動作環境(CPU・メモリの推奨環境を調べられます)Autocadの動作環境(CPU・メモリの推奨環境を調べられます)REVITの動作環境(CPU・メモリの推奨環境を調べられます)Inventorの動作環境(CPU・メモリの推奨環境を調べられます)
推奨グラボを調べるページです。メーカーが推奨する3DCAD向けグラボが型番で書かれています。ページを開いたらソフト名をクリックしてください。推奨グラボが表示されます。Autodesk社認定グラフィックスハードウェア検索(推奨グラボを調べられる) 次は推奨パソコンを調べるページです。 |
Solid Edgeソリッドエッジ | ソリッドエッジの動作環境ソフト販売元であるSiemens公式サイトで調べます。ソリッドエッジを快適に動かすために要求されるスペックを調べられます。
推奨パソコン(ISV認証済みPC)はパソコン販売メーカー側で調べます。先ほどの動作環境とは違って、メーカーの動作テストをパスしたパソコンの型番を調べられます。HPでISV認証済みパソコンを検索LenovoでISV認証済みパソコンを検索DELLでISV認証済みパソコンを検索会社名の選択欄に「Siemens」ソフト名の選択欄は「Solid Edge」を選択 |
VectorWorksソリッドエッジ | ベクターワークスの場合は推奨環境も推奨パソコンも公式サイトで調べることができます。VectorWorksの推奨環境VectorWorksの推奨パソコン |
SOLIDWORKSソリッドワークス | 公式サイトで両方調べることができます。ソリッドワークスの動作環境はここ認定済みの推奨パソコンも公式サイトで調べられます |
動作環境ページのCPU項目に「〇〇GHz 以上のプロセッサ」と書かれていた場合、CPUを販売しているメーカーのホームページも調べればCPU型番を特定できます。インテル社やAMD社のホームページにはCPUの詳細スペックが書かれているので、「××GHz 以上のプロセッサ」 と書かれていても慌てないでください。CPUメーカーのホームページを見れば調べられます。・インテル社製CPUのデータシート画面中央の検索ボックスにCPU名を記入して検索します。CPUの個別ページが表示されたら「仕様」タブをクリックしてください。CPUの仕様を見ると周波数が載っています。・AMD社製CPUのデータシート「デスクトップ、ノート PC、ワークステーション プロセッサの仕様」をクリックすると、CPU名がずらっと並んだ画面に移動するので、右上のダウンロードボタンを押してください。CPUのデータシートを全部ダウンロードできます。データシートが見づらい場合は右上の検索ボックスにCPU名を打ち込んで、CPUの個別ページに直接移動しちゃうのもアリです。そこでもCPUの周波数を調べることができます。
動作環境ページに帯域幅〇〇GB/sとかVRAM××GB以上とか書かれていた場合、グラボメーカーのサイトを見れば詳細なスペックを調べることができます。正直言って面倒くさいですけど、時間さえかければ自力で調べられます。・Quadro系デスクトップ向けグラボはnvidia社サイトで調べるQuadro系グラボをデスクトップ据置型パソコンに搭載した場合のスペックシートはnvidia社の公式サイトで調べられます。「NVIDIA RTX GPU ラインナップを見る 」みたいなリンクを探してPDFファイルを開きましょう。それとnvdia社のサイトは検索窓が使いずらいです。型番を打ち込んでも詳細スペックシートに辿りつきません。・Quadro系ノート向けグラボはnvidia社サイトで調べるこっちはノート型パソコンにQuadro系グラボを搭載したときのスペックシートを調べるページです。デスクトップ型とノート型で分かれているので注意。
「RTX GPU ラインナップを見る 」みたいなリンクを探してPDFファイルを開きましょう。・Radeon系グラボはAMD社ホームページで調べるRadeon系グラボ搭載のワークステーションってあまり売っていないですけど、一応載せておきます。AMD社のホームページを見ればグラボごとの詳細スペックを調べることができます。「ワークステーションおよびプロフェッショナル グラフィックスの仕様 」というページに各グラボのスペックシート表へのリンクが張られていますが、そのページが見つけられない場合は右上の検索窓を使ってグラボの型番を入力すると見つけやすいです。・Intel社もグラボを扱っています数は少ないですけどインテル社もグラボを扱っていて、3DCADの推奨グラボにもたまに選ばれます。公式サイトを見ればグラフィックスボードの仕様詳細(スペックシート)が載っています。サイトのどこに仕様詳細があるのか見つけられない場合は右上にある検索窓にグラボ名を打ち込むと見つけやすいです。
3DCADソフトの動作環境ページは言葉足らずというか、最低限の情報しか伝えてくれないことがあります。ちょっと不親切な気がしますが、足りない部分はお客さんが自分で調べるしかありません。
(記事おわり)