Solid Edgeの動作環境、推奨パソコンを調べる方法を紹介しています。動作環境は公式サイトに載っていますが、推奨PCはパソコンメーカーのサイトで調べます。調べ方は個別に解説します。
ソリッドエッジの動作環境は公式サイトで調べられる
ソリッドエッジの動作環境は販売元のSiemens社が公開しています。・Solid Edgeのシステム要件(動作環境)を調べるページグラボやCPUについてはあまり詳しく書かれてはいませんけど、OSやメモリの情報はそれなりに書かれています。
ソリッドエッジ推奨パソコンはPC販売メーカーのサイトで調べる
Solid Edgeの推奨パソコンはパソコンメーカーのサイトで調べられます(Siemens社のホームページには推奨PCは載っていません)。HP、DELL、Lenovoは動作テストをパスしたISV認証取得済みの機種(推奨パソコン)を公開しています。Solid Edgeが正常に動くパソコンの型番と推奨グラボを調べることができます。
業界Industry | 「See all」を選びます。 |
ソフトウェアベンダーSoftware vendor | 「Siemens Digital Industries Software」を選んでください。Solid Edgeを販売しているSiemens社のことです。 |
ソフトウェア製品Software product | 「Solid Edge」を選んでください。今回知りたいのはSolid Edgeの推奨パソコンなので。 |
ソフトウェアバージョンSoftware version | この項目は自分が利用するSolid Edgeのバージョンを選んでください。ソフトを購入前でどれを選べばいいか分からない場合は、なるべく新しいバージョンを選んでおきましょう。 |
四つの項目を埋めたら、最後に「Lookup」という青いボタンをクリックします。メーカーお墨付きの推奨パソコン(ISV認定済)が表示されました。表の左側が推奨パソコンとして認められる機種名、表の右側が推奨パソコンとして認められるグラボです。指定された機種とグラボを組み合わせることで、推奨パソコンになります。HPのワークステーションはBTO形式で販売されているので、購入前のカスタマイズ画面では推奨パソコンとして認められるグラボを選択しましょう。HPヒューレットパッカードで推奨パソコンを調べるやり方は以上です。慣れると30秒くらいで検索できます。
左側の項目はソフトウェアの販売会社 | Solid Edge販売元の「Siemens」を選択してください。 |
右側の項目は利用するSolid Edgeのバージョン | 自分が利用するSolid Edgeのバージョンを選んでください。ソフト購入前でどれを選べばいいか分からない場合は、一番新しいバージョンを選択。 |
項目を二つ選択するだけでSolid Edgeの推奨パソコンが表示されます。ステータスの画面にCertified(認証済み)と書かれているのが推奨パソコンです。Lenovo側だけでなくソフト会社側でも動作テストをして、テストに合格した推奨パソコンが表示されます。注意点:推奨パソコンと言ってもすべてのグラボが認定されたわけではなくて、ここに表示されているグラボと組み合わせたものがSolid Edge推奨パソコンになります。上の画像だとThinkPad P1とQuadro P1000、ThinkPad P1とP2000の組み合わせが推奨パソコンになります。カスタマイズ画面では他のグラボも選べますけど、それだと推奨パソコンにはなりません。Lenovoで推奨パソコンを調べる方法は以上です。
デルでSolid Edge推奨パソコンを検索する方法を解説します。・Workstation ISV Certification(DELLで推奨パソコンを検索できるページ)指定する項目は5つあります。
業界Industry | 「Engineering」を選んでください。 |
ベンダーvendor | 「Simens PLM」を選んでください。Solid Edgeを販売しているSimens社のことです。 |
製品product | ソフト名は「Solid Edge」を選んでください。 |
バージョンversion | この項目は自分が利用するSolid Edgeのバージョンを選んでください。レビットを購入前でどれを選べばいいか分からない場合は、とりあえず新しいバージョンを選んでおきましょう。 |
利用OSOS | パソコンのOSです。利用する予定のOSを選んでください。 |
5つの項目を指定したら「LookUp」という青いボタンを押します。ここまでやるとISV認定取得済みの推奨パソコンが表示されます。DELLで推奨パソコンを調べる方法は以上です。
自分で推奨パソコンを調べるのは少し面倒ですが、必要スペックを満たすレベルのパソコンは高額なので、さぼらずにやっておいたほうが良いです。
(記事おわり)